Q & A
カラーリングはどれくらい持つの?
黄色:色抜けがわかりにくい(一ヶ月~一ヶ月半前後)
赤:髪の中まで色が浸透(一ヶ月前後)
アッシュ:抜けが早い(2~3週間)
※個人差があるため上記期間は目安です。
正しいシャンプーのやり方ってあるの?
予備洗浄と水分補給のためショートは1~2分、ロングは4~5分、まんべんなく髪全体をやさしくゆすぎます。シャンプーはまず泡立てて頭部3~5カ所に分けてつけて、指のハラでやさしく頭皮をマッサージするように洗い、しっかりと頭皮を中心にすすぎます。
リンスやコンディショナーよりもトリートメントの方が効果的です。
シャンプーのあと、濡れたままでカットするのはどうして?
乾いているときの私のくせ、わかっているのかな?
ウェット(濡れている状態)の髪は水素結合が切られるため、ドライ(乾いた状態)に比べて髪はやわらかくなっています。その分、少ない力で切れるので、髪の負担を減らしてあげることができるんですね。
でも、ウェットだと髪のくせが伸びてしまい、仕上がりの状態がわかりづらいですよね?
髪をカットしたあとにブローして、もう一度はさみを入れるのはこのためです。
ドライの状態で最終チェックすることで、一人一人のくせにあわせて調整してくれていたんですね。
ちなみに、ウェットでカットした髪をブローすると、思っていたより短く仕上がっていた…というご経験はありませんか?これも水素結合が関係しているんですよ。
カットするとき、髪を引っ張るケースがあると思います。濡れることでやわらかくなっている髪は、ドライよりも伸びやすい状態になっているということ。
ブロー後、イメージよりも短いと感じるのは、引っ張るときの力が強すぎた証拠です。
結合の仕組みを知っていれば「切りすぎた!」を防ぐこともできるんですね。
市販のカラー剤と美容室のカラー剤。
違っているポイントは?
いちばん分かりやすい違いは、においではないでしょうか?
カラーって独特の刺激臭が気になりますよね?
美容室のカラーは髪や皮膚へのダメージを抑えるために、揮発性(自然に蒸発する)のアルカリ剤(アンモニア水)を使っています。そのため、においは感じるけれど髪に残りにくいというメリットがあります。 市販のホームカラーは、このツンとしたにおいを解消するため、においの少ないアルカリ剤がメイン。においは少ないのですが、髪・皮膚に残りやすく、ダメージに繋がりやすいんです。
においにこんなワケがあるなんて、ちょっと意外でしょう? もうひとつの違いは、幅広いカラーバリエーション。 ブラウンでも個性の強い色味でも、お客様の肌色やイメージにあった色味を提案できます。サロンカラーは完全オーダーメイドです。 また美容師はお客様のヘアカラーサイクルも考えます。 アルカリカラーを二回すれば、次は弱酸性ヘアカラーで一休みするとか…
ダメージをケアしながら、より似合うカラーをより楽しく提案しています。